機械式フィルムカメラで今なお絶大な人気を誇る OLYMPUS OM-1 小型軽量で女性でも持ちやすいカメラです。 探すと意外に少ない人気のブラックボディ。 今回の機種はOM-1最終モデルのOM-1Nです。 OM-1はプリズム腐食と言う持病を持っています。 ファインダーを覗くと、下側に腐食したガビガビが見えるアレです。 プリズムの上に貼ってあるモルトが劣化してベタベタになり腐食します。 このモデルは既にプリズムは交換済のカメラで、ファインダーはクリアです。 ヤフオクやメルカリに出ているOMはプリズム腐食している個体がほとんどです。 ファインダー覗いて下部に腐食があるとゲンナリします。 キチンと交換しているOM-1で気持ち良く写真を撮りましょう。 ちなみにサービスセンターではもう交換してくれませんし部品もありません。 ドナー機から部品取りしても交換には数万円掛かります。 露出計動作確認済。ほぼ適正を指しています。 50年も前のカメラです。 露出計も当然劣化します。 尚且つ当時の指定水銀電池MR-9はもう売っていません。 代替え電池を使用するにしろ、 電圧が当時と違いますので、 露出計も1絞り半とかズレてきます。 ご理解下さい。 OM-1はメカ部分には一切電池を使ってなく、露出計のみに使用していますので電池が無くとも写真は普通に撮れます。 シャッター各速度大丈夫です。 OM-1は低速側ガバナーの油切れが多く、1/4以下が切れない個体が多いです。 ボディ側のモルトは劣化あります。 電池室、液漏れ腐食ありません。 セルフタイマー動作OK レンズはOM純正の標準ズーム 広角35mmから中望遠70mmまでと街撮りに最適なズームです。 糸カビとクモリのような汚れが目視で見られますのでオマケ程度と認識下さい。 勿論このままでも普通に写真は撮れますし、影響は少ないと思われます。 ボディ上面、ASAダイアルのASA800と1000の間に、気付かない程度の極小さな凹みがあります（画像10枚目）